アマヤドリ恒例、出演者紹介!!!

『銀髪』出演者のみなさんを紹介しちゃいます!
 

石本政晶

石本 政晶
MASAAKI ISHIMOTO
1988年生まれ

2015年『悪い冗談』よりアマヤドリ参加、以降劇団員となる。
抜群の美的センスと0か100かの極端な思考回路を出処とした捻れた性格が災いし、
己の美学に反することには老若男女問わず何かと容赦ないが、
前向きかつ志は高い有言実行マン。アマヤドリの個性派枠。
好物は美男美女。恋愛対象は意外と女性。
◇主な出演作
リジッター企画『ミロウのヴィーナス』『誰がための笛は鳴る』など。


【いっしーに聞いてみました!】

起業するならどんな会社がいいですか?

自分の顔や体のパーツを自由に交換・カスタマイズ出来る
新感覚の美容クリニック的なる会社。

美容整形ではなくて、
メスを入れずにパカって交換出来るようなSFみたいな会社を立ち上げて、
世にも美しい究極の生命体
をデザインしてみたいです。
親から貰った顔や身体は大切に、好きになるのが一番いいんですけど、
どうしても好きになれなくて毎日をネガティヴに生きるくらいなら、
いっそ自分の満足いく姿に生まれ変わった方が
楽しい人生を謳歌出来ると思うんですね。


でもきっとこんなことがまかり通るような世の中になったら
本当の自分を見失って精神が崩壊してしまう
アイデンティティ迷子というか、
のっぺらぼうみたいな人が続出しそうじゃないですか?


そんな
美しいものが崩壊していく様
合法的に見てみたい
という気持ちも
ちょっとあるのかもしれません(笑)

正直、若さとか外見的な造形にばかり
美しさの価値を見出すのは危険だし貧しいと思うんですよね。
外見を磨くことも勿論必要なんですが、
本当の美しさ

そんな
外面的なものだけでは生まれ得ないですし。
あれ何の話?

だから皮肉を込めて、そんな幻想を抱いている世の中の連中に
痛い目をみせてやりつつ、私腹を肥やしたいです。



あなたにとってのパニックとは?

アマヤドリ本公演『すばらしい日だ金がいる』の初日、
ダンスシーン中にいつも通り出捌け口に走り込んだと思ったら
壁に顔面から激突した時です(笑)


何せ本番中、それもダンスシーンだったし、

袖は暗いので自分がどういう状態なのかを確認することも出来ず、
もしも自分が鼻が折れて血塗れの状態でニコニコして踊ってて、
お客さんが引いてたらどうしようとか、
思考回路フル回転でひとまずそのステージは涼しい顔をしているつもりで乗り切り、
翌日からは痣をメイクでうまいこと隠して頑張りました。
僕にはメイクの才能もあるんだな
って思いました。
 

稽古場で気になる人、面白い事件などあれば教えて下さい!

気になるは人は、
今人さん武子さん小菅さん毛利ちゃんです。

今人さんはムードメーカー的存在なんですけど、
人のパフォーマンス見てる時とか喋ってない時は何があったんですか?
ってくらいシリアスだったり怖い顔をしているので、
本当は何を考えているんだろう
っていつも気にしてます。

武子さんも一見優しくて四次元ポケットの如し
芝居の引き出しで稽古場に刺激を与えてくださっているのですが、
ふっと見ると超絶シリアスな表情をしているので、
武子さんにはどういう風に映ってるんだろう
って
いつも気になりながら眺めてます。


小菅さんはお調子者の皮をかぶった賢者みたいな人で、
たぶんどちらの面も本当なんだと思うんですけど、
時折チラリズムするその聡明な賢者ぶりにドキッとしてしまったり、
彼の生態そのものがミステリアスでついつい稽古場で何をしているのか
いつも観察してしまいます。
アニマルプラネット。

そうそう、
この男性三名は実は
眼光が鋭いパンダ的なる存在として
僕の中では位置付けられています。
パンダ俳優。パンダ万歳。


毛利ちゃんはなんか美女過ぎてもはや存在がギャグというか
そんな馬鹿な!って思っているので、
「今日も美しいですね」って言葉を投げかけながら凝視したり、
「あ、美女がクロワッサン食べてる」とか
「あ、美女が水飲んでる」とか
「あ、美女が台本読んでる」とか
美女という生き物の生態
観察して楽しませていただいております。

あ、僕ですか?そうなんです、
僕、変態なんです。


最後に面白い事件は、
中村早香さんが休憩中に
「あたし、お寿司だったら“4粒”食べれるよ!」
という衝撃発言をしていたことです。
全米が震撼しました。
シャリだけに。あ、上手いこと言えた!



最後にこの公演に対する意気込みをどうぞ!

今回僕は久しぶりに物語の核をそんなに担っていない役柄なので、
如何に真面目にいい加減に面白おかしく楽しく
華を添えられるだろうかと考えております。

ただ、劇団の15周年という節目に
烏滸がましくもたまたま居合わせることが出来ている訳で、
しかも本多劇場初進出という劇団にとってひとつのゴール
そしてスタートラインに立てたのは、
今まさに劇団員として籍を置いている自分を含む
今までにアマヤドリに関わった全ての人々の
過去現在の血と汗と涙があってこそだと思うので、
アマヤドリの看板に泥を塗らぬように
心して本多劇場を迎え撃ちたいと思います。
ばきゅーん!

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アマヤドリ本公演 『銀髪』

2017 年1 月26 日(木)~31 日(火)@下北沢本多劇場

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