どーも、笠井里美でーす。
ぬれぎぬ、いよいよ劇場入りしましたー!
劇団員のみで、渋い感じに仕上がってます。
あとは役者一人一人の追い込みにかかってるかなと。
しかし、今回の台本はグイグイ見てる人を引き込む強い力があります。
いやはや、役者が追いつかないですね。
頑張らねば。
早くお客さんに観てもらいたいです。

しかし、今日は仕込み日で、そんな役者達、いやいや、今日は劇団員の顔でしたね、みんな役者業は一旦さて置き、各々作業に追われていました。
そして、3月27日は我らが誇るアマヤドリ1の無口、松下仁の誕生日だったのです。

アマヤドリでは割と劇団員同士で誕生日を祝ったり、サプライズで驚かせたりする習慣があります。
しかし、彼はこの8年間、中々タイミングが合わず、一度も祝ってもらってません!
実は私と松下は同期なのですが、祝われてる姿をみたことがありません(笑)

それが、今日、ひょっとこ乱舞時代も含めて初めて劇団員にお祝いしてもらってましたっ!
よかったね!

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何をしたかといいますと、
松下一人に内緒でサプライズ台本を密かに配り、ちょっとした小芝居をしましたのです。

シナリオは
私笠井が妊娠して、出産するためにぬれぎぬの後の5月公演を最後に芝居をやめますと発表するところから始まります。
相手はみんな知ってる某演出家さん。
広田は動揺し、その場をはなれ、空気は最悪に。そこで、糸山が、なぜこのタイミングで言うか、とキレる、キレた糸山に渡邉が更にキレる。
掴み合いになりそうなところで、先ほど退出した広田が松下の好物の酒を持ってハッピーバースデーを歌いながら戻ってくるといった、まぁ、良くあるドッキリです。

しかしながら、ドッキリって、本人にばれてないからドッキリなのですが、我々の詰めの甘さといいますか、始まる前からばれてたのです。
どうやらこっそり打ち合わせしているところを聞かれてたみたいで。
しょっぱなから気付いていた松下さんは笑いを堪えながら最後まで見ててくれました。
こんな恥ずかしいことはありませんね。

しかし、このドッキリの本当のターゲットは別にいました!
事情を知らずにお手伝いに来てくださっていた、音響の角張さんです。
私たちも角張さんにはお知らせするタイミングを図り損ねて、蓋を開けてみたら角張さんへのサプライズになっていました。
いやぁ、あの反応は素晴らしかったです。秀逸!みんな、大大大爆笑でした。

人ってこういう時にあーゆう行動、反応するんだ!という発見と感動で今日の仕込みは終わっていったのでした。

本番よりも緊張した笠井がお送りしました〜!

ぎゅっとピリッと、ぬれぎぬ仕上げて参ります。アマヤドリが送るロングラン公演、沢山の方に観ていただきたい。と、ただただ、願います。